どうも!KAZUTOです!
いくら勉強時間が多くても、ダラダラと勉強してしまい勉強時間の割に中身がないという状況に陥ることってありますよね。
そのようにメリハリなく勉強してしまうと集中力が低くなり、その結果勉強の質も低下します。
そもそもメリハリがなくなるとは「勉強している状態」と「勉強していない状態」の境界線が曖昧になっていることが大きな原因です。
しかし「初頭効果」と「締め切り効果」を用いることで勉強時の集中力を高められ、その境界線をはっきりするのでメリハリが生まれ勉強に集中しやすくできます。
今回はそのような効果を利用してメリハリをもたらすメソッドを紹介します。
Contents
勉強時間を短く区切るとメリハリが生まれる!
では、どうすれば日々の勉強にメリハリを持たせられるのか。
僕がおすすめするのは
「勉強時間を設定し、その短時間のみの勉強を繰り返す」
です。
俗にいう短時間勉強法です。もっとも効果的な短時間勉強法を知りたいという人は以下を参照してみてください。
この短時間勉強法が有効な理由として、「初頭効果」と「締め切り効果」を最大限利用できる点にあります。
この2つの効果を利用することで簡単に勉強にメリハリを持たせることができるので、あなたの勉強の質を高めてくれること間違いないでしょう。
メリハリが生まれる理由その①『初頭効果』
まずは「初頭効果」について紹介します。
「集中力がなくて悩んでます」という人であっても、人というのは誰しもある程度の集中力を持っています。
どんな人であっても人間は勉強の開始時からある程度の時間は高い集中力を発揮できるのです。
つまり、集中力のスタートダッシュは誰でも上手であるということです。
このことを「初頭効果」といいます。
そして先に述べた勉強のやり方をすることでこの「初頭効果」の力を繰り返し得ることができます。
さらに、自分でこの効果を意識することで集中力を一層高められるので、先に述べた勉強法をする場合には勉強開始前にこの効果を意識するといいでしょう。
単純な方法ですがかなり効果があり、勉強を開始してすぐの時間帯は高い集中力で勉強できるので利用しない手はありません。
この「初頭効果」で持続できる最初の集中力の時間には個人差がありますが、だいたい開始5分程度だと思ってもらって大丈夫です。
なので集中力がなくて悩んでいる人でもとりあえず5分だけ集中しようぐらいの気持ちでいいので勉強に取り組むようにしてみてください。
メリハリが生まれる理由その②『締め切り効果』
次に「締め切り効果」を紹介します。
これは締め切りの時間、ここでは勉強の終了時間を自ら設定することでその時間間際の集中力が高まるというものです。
夏休みの宿題をずっとやらず、夏休みの最後の日になって焦ってやるという人がいます。
この人はまさに「締め切り効果」によって高い集中力を生み出せているのです。
このように、日々の勉強でも残り時間を意識し、「焦り」を感じることで勉強終了間際の集中力を高めることができます。
そして、先に述べた短時間勉強法を使えば「初頭効果」と同様に「締め切り効果」も繰り返し使うことができます。
さらにこれも「初頭効果」と同じように自分でこの効果を意識することで一層集中しやすくできます。
なので終了時刻間際はこの効果のことをを意識するようにしましょう。
個人差はありますが、僕は勉強終了時間の15分〜20分ぐらい前から終了を意識し始めるのをお勧めします。
2つの効果が合わさると…
ここまで初頭効果と締め切り効果を解説してきました。
では、この2つの効果を同時に使うことができると集中力はどうなるのか。
わざわざ言わなくてもわかると思いますが、勉強のスタートとゴールが集中力が高くすることができるので勉強にメリハリをもたらすことができるのです。
この画像のように勉強中に高い集中力の波を作ることができます。
そして先述のように短い勉強時間を設定しておけば、その短い時間の中で「初頭効果」と「締め切り効果」によって集中力が高い時間の割合を大きくできるのです。
例えば、30分だけ勉強しようという時、初頭効果と締め切り効果の発動時間がどちらも5分だとすると、
その30分の内の10分は集中力が高い状態で勉強できていることになります。
なので、普段の勉強で集中力が高く、質の高い勉強をしたい時には紹介したような方法を使うといいでしょう。
その他メリハリをもたらす方法
ここまでメリハリをもたらすことができる「初頭効果」と「締め切り効果」を利用した勉強法について紹介してきました。
そこで、ここからはそれ以外のメリハリをもたらす方法を紹介します。
勉強する科目を変える!
ずっと同じ教科をやっていると人間誰しも「飽き」がやってきます。
しかし、飽きがやってきたのにもかかわらずムキになって同じ教科をずっとやり続けている人は結構います。
そういう人はずっとダラダラと勉強しており時間の割に勉強の中身浅いです。
なのでそんな時は同じ教科の勉強を続けるのではなく、そういう時は思い切って勉強科目を変えてしまいましょう!
特にわからない問題等でつまづいた時などにそれを放棄して勉強科目を変えるのは気が向かないかもしれません。
しかし、スパ!っとやめてしまい、集中力をリセットする方が何倍もあなたのためになるので中途半端であっても勉強科目を変える勇気を持ちましょう!
思い切って寝る!
ダラダラと勉強してしまう原因として睡眠不足がもっとも考えやすい原因です。
これでは集中力を発揮できないのも無理ありません。
睡眠時間を削ってまで勉強を頑張っている人には気の進まないことでしょうが、睡眠時間を削るのは絶対にやってはいけません。
睡眠を削ると成績は逆に落ちると思ってもらって結構です。
そのぐらい睡眠不足は避けるべきものであり、その代わりに勉強をしても全然意味ないです。
なので眠くてダラダラとしてしまう時にはちゃんと仮眠を取りましょう!
また、睡眠不足でなくてもリフレッシュとして仮眠をとるのもありなのでやってみてください。
詳しくは以下参照です!
姿勢を正す!
姿勢が悪いと脳はシャキっとしません。そのため、悪い姿勢での勉強はメリハリがなくなり集中力の低い勉強となってしまします。
なので「集中したいな」「メリハリを持たせたいな」と思うのなら、
椅子に完全に寄っかかったり、頬杖をついたりせず、背筋をのばして姿勢を正し勉強するようにしましょう。
姿勢が悪くなることを予防でき、かつ学習効果を高めることができる勉強法として「立ち勉強」を推奨しています。詳しくは以下参照です。
自分のだせる最高スピードで勉強することを意識する!
勉強中にメリハリがなくなってしまう原因は、初めに述べたように、
「勉強している状態」と「勉強していない状態」の境界線が曖昧になってしまうからです。
そして既に紹介したようなメリハリを生み出す方法意外にさらに勉強中の集中力を高めてくれる方法があります。
それは
「なるべく速いスピードで勉強すること(問題を解くこと)を心がける」
ことです。
これをすることで勉強していない時と比べて脳への負荷の掛け方も違ってくるのでよしメリハリが生まれ、勉強に集中しやすくできます。
ここで言う「速いスピード」には「個人差」があります。
なので無理のないように自分のだせるの最高スピードで勉強するようにしてみてください。
これを日頃からやることで段々そのスピードは速くでき、頭の回転の速さをトレーニングすることにもつながっていい事だらけなのでぜひ実践しましょう!
頭の回転を速くできれば試験本番などの緊張状態でも自分の能力をフルに発揮できるようになれます。
ただし、英語や国語の読解問題においては速さより正確な理解が求められるのでこの類の勉強をする際はゆっくりで良いので正確に理解することを重視しましょう。
メリハリがなくなる勉強法
最後にメリハリがなくなる勉強法とはどんな勉強法なのかを紹介しておきます。
その「メリハリがなくなる誤った勉強法」とは
「ただの長時間の勉強」
のことです。
僕自身もそうだったのですが、多くの人はこのメリハリのない勉強法を採用し、無駄にダラダラと長時間勉強しています。
あなたもそういうふうに勉強してはいませんか?
さらに学校などの影響から、そのメリハリのない勉強法が正しいとすら思っています。
しかし、これは大きな誤りです。
メリハリがなければ日々の勉強はただの作業のようになり、日に日にマンネリ化し、勉強のモチベは上がることがなく、集中力は低下し、勉強の生産性は低下します。
しかし、残念なことに多くの人が長時間の座学が正しいと考えており、さらには
「難関大学に合格するためにはぶっ続けで長時間の勉強をすることぐらい当たり前!」
のようなよくわからない風潮まで存在します。
難関大学に合格ために必要なのは勉強した時間ではなく、勉強した内容です。
なので難関大学を目指す場合でも勉強した内容が頭の中に残すことができれるのなら、短時間で全然問題ありません。
(なるべく短時間で勉強内容を自分の知識として頭の中に残すことができるのならそれがいいと思いません????)
無駄に長い時間ぶっ続けで勉強しようとするのではなく、極力少ない時間区切って勉強することを心がけ、上述したような効果を利用し、
いかにメリハリのある質の高い勉強をなるべく多くの時間行うかが重要になってきます。
そもそも人間は生物的に一つのことに長時間集中力を維持できるほど優れてはいないということに注意してください。
(一部の特異な人、トップアスリートは除く)
集中力の高い勉強をするには勉強に「メリハリ」を持たせることが重要!
そのためには、、、
・やり始めに必ず集中力を発揮できる「初等効果」を利用する!
・終了時間を設定することにより得られる「締め切り効果」を利用する!
・上記の効果をフル活用するために短い時間での勉強を繰り返す!
・その他
→勉強科目を変えてみる!
→眠いなら思い切って寝る!
→姿勢を正す!
→最高スピードを意識して勉強する!
・ぶっ続けで長時間勉強することは意地でも避ける!
いかかでしたか?
今回は日々の勉強にメリハリを持たせ、集中力を高める方法を紹介しました。
今回の内容を用いれば、勉強時間の割には中身がないという状態を改善することができます。
ぜひ、参考にしてみて下さい!
今回は以上になります。
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