スマホばかりの高校生は要注意!スマホの利用は成績を下げる!?

どうも!KAZUTOです!

休み時間暇だな~

SNSでもチェックしとこ~

ふ~
勉強ひと段落したからとりあえずスマホでネットサーフィンしよ~

ちょっと待った!!!

確かにスマホは便利だけと君たちみたいに

「暇さえあればスマホを見る」

という生活をしていると無駄に知能を下げてしまって受験勉強の苦労が増えることになるから要注意だ!

そういうわけで今回はスマホが与える『勉強の効果を打ち消す悪影響』について解説します!

 

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Contents

スマホの悪影響

仙台市教育委員会東北大学

「学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト」

によれば

スマホの使用時間が1時間増えると、数学、算数の成績が約5点減る

という結果が出ています。

これはわかりやすくスマホを使うほど頭が悪くなるということを示しており、これだけでも十分驚くべきことですが

ここで

スマホを使ったいる時間が長い=勉強時間が短くなるってことだから当たり前じゃないか

と言う人もいるでしょう。

 

しかしこの研究ではちゃんと

  • 勉強時間が30分未満のグループ

 

  • 勉強時間が30分以上2時間未満のグループ

 

  • 勉強時間が2時間以上のグループ

のようにグループで分けられており、このそれぞれのグループ内で先ほど言ったような

「スマホの使用時間が増えれば増えるほど成績が下がっていく」

という結果が得られています。

つまり、繰り返しになりますが、この研究からは

スマホの使用時間が長くなればなるほど頭が悪くなる

ということがしっかりと言えます。

 

LINEの悪影響は深刻

さらにこの研究では「成績」とSNSの1つである「LINE」との関係について調べていますが

その調査では

LINEをすると成績の低下はより深刻である

という結果となっています。

特に注目すべきポイント

勉強を2時間以上しているグループでも
LINEを4時間以上すると成績は大きく下がる

ということです。

実際に
勉強時間が2時間以上、かつLINE4時間以上の生徒の点数は約49点でしたが

勉強時間が30分未満でLINEをしない生徒の平均は約59点でした。

つまり
4時間以上のLINEの使用は少なくとも1時間30分以上の勉強効果打ち消すような悪影響をもたらす
という事が言えます。

せっかく勉強してもその効果がなくなる、というのは誰もが避けたいことであり、

これが原因となって

「勉強してるのに成績が伸びない」

ということに陥っている可能性も十分にあり得ます。

合わせて読みたい

「勉強しているのに成績が上がらない」現象に関しては別記事でも解説しているので良かったら参考にしてみてください。

知ってる人だけ得をする!勉強しても成績が上がらない主な3つの原因

2019年8月30日

なので自分で「勉強した効果を無くしたくない」と思うのあれば気をつけるようにしましょう。

 

他のSNSにも要注意

仙台市教育委員会東北大学の研究ではLINEの調査をするにとどまりましたが、

だからと言って

「LINEさえ気を付ければ大丈夫」

というわけではもちろんないです。

これは数あるSNSの機能自体も加味した上での僕の予測ではありますが、

LINEはSNSの中でも悪影響が小さい方でしょう。

僕の経験上、実際使ってみたり、使ってる人を観察した限りだと

その他のSNSであるTwitterInstagramYoutubeなどの方がもっと

「勉強時間を打ち消す効果」

が大きく出ると考えられます。

なのでLINE以外のSNSにも十分に気をつけましょう。

 

なぜスマホ使用は勉強効果を打ち消すのか

ここまで「スマホの利用は頭を悪くする」ということについて話してきましたが

ここではそれに対する「理由」を紹介します。

 

川島隆太教授の見解

紹介した研究の監修者でもある東北大学川谷隆太教授は

テレビ視聴やテレビゲームを長時間行うと、
その後の30分~1時間は脳の「前頭葉」という領域の機能が低下し

それと同様の状態がスマホの長時間使用でも起こり得る、と言っています。

この「前頭葉」というのは脳の認知機能のほとんどを担っており

集中力、注意力、思考力、判断力、記憶力、実行機能などは全てこの領域が重要になります。

それ故に長時間スマホを利用して、その後に勉強をするとはどういうことかというと

自分で認知機能のほとんどを低下させて状態で勉強する

ことになります。

これではいくら勉強してもその勉強効果は大きく下がっており、ただ自爆している、ということに等しいです。

このような理由でスマホの利用は成績を悪くしてしまいます。

 

DMNが活発にならない

DMNとは

「デフォルトモード・ネットワーク」のことであり

これは「ぼ~としている状態」の時の脳の状態を指します。

そしてこのDMNが活発になる時間、つまり「ぼ~とする時間」が少ないと

先ほどと同じように

前頭葉の機能が低下し、集中力、注意力、思考力、判断力、記憶力、実行機能、さらにはひらめき力なども低下することになります。

合わせて読みたい

「デフォルトモード・ネットワーク」についてはこちらで詳しく解説しているので良かったら参考にしてみてください!

解法を思いつく高校生になろう!脳科学的に『ひらめき力』を高める方法

2020年4月21日

そして「スマホを長時間使っている」というのは
「ぼ~とする時間」減らしていることと同義です。

今の現代人は暇さえあればずっとスマホの画面を見ており、

全く「ぼ~っとする時間」がありません。

その時間がである、という人も少なくないでしょう。

このように「ぼ~っとする時間がなくなってしまう」ことを引き起こしDMNが活発になる時間が減少するため、スマホの利用は頭を悪くすると言えます。

 

実は→スマホは全く使わない程よく利用

ここまで「スマホの悪影響」を紹介してきましたが

現代を生きていく上で「スマホを全く使わない」というのには確かに無理がありますし、娯楽もあった方がいいでしょう。

スマホを使うことで色んな事が効率化できる!とその利点を掲げる人もいるでしょう。

実は、紹介したプロフジェクトでは

  • スマホを全く使わない生徒

 

  • スマホを1時間未満使う生徒

の成績を比較した結果、

「スマホを1時間未満使う生徒」の方が成績がよかった

という結果が得られています。

つまり「スマホを全く使わない」よりも「程よく使う」ことの方が推奨されます。

この「程よく」というのは、この研究を参考にする限りだと「1時間未満」ということになります。

このように「ずっとスマホを使う」のではなく、「程よく」スマホを活用し、

不要な時に不要なアプリを使うことを避け、娯楽としてSNSを使う場合も時間を決めて使うようにし、自分の勉強の効果を下げる事がなくなるので意識するようにしましょう。

このスマホを賢く利用するにあたり「スマホを一定時間封印しておきたい」という人は

別記事でおすすめの「スマホ封印術」を紹介しているので参考にしてみてください!

合わせて読みたい

「スマホ封印術」については以下の記事で4つ紹介しています!
よかったら参考にしてみて下さい!

家で勉強するために‼️高校生向け『スマホ封印術』④選‼️

2019年12月14日

 

スマホを利用しすぎると、たとえたくさん勉強していてもその勉強効果を打ち消して
自分で自分の首を締めることになってしまうんですね。。

おそろしや、、、。

これからは

「適度なスマホの利用」を心がけて自分で勉強効果を落とさないようにしていこうと思います

今の時代スマホを利用しすぎで、自分で勉強効果をむしろ「マイナス」にして

「勉強してるのに成績が伸びない」

という状況を作っている人は結構いると思うから

十分に気をつけるように!

今回はこれで以上だ!

 

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