どうも!KAZUTOです!
他人との(健全な)競争は大丈夫だけど
他人と比較してただ落ち込むだけじゃ
モチベも下がるしよくないぞ!
今回は
大学受験における
他人との比較への対処法
について有名な心理学者であり、哲学者である
チクセントミハイの考えをもとに解説していきます!
Contents
チクセントミハイの主張
ここからはチクセントミハイによる
自分と他人を比較して
落ち込む
ことへの対処法を紹介していきます。
「フロー体験」をしよう!
人生をどうしたら幸せなものにできるか
という問題に生涯をかけて挑んだ
チクセントミハイの主張はざっくりいうと
次のようなものです。
周りが気になり他人と比較をしてしまうのは
フロー体験をしていないのが原因だ!これができていれば自己肯定感は高まり
周りが気にならなくなる!
以上がチクセントミハイの主張になります。
何を言ってるかまだわからないと思いますが
以降説明していくのでご安心ください。
フロー体験とは
ではまず
フロー体験
とはなんぞや
ということから解説していきます。
フロー体験とはズバリ
できないかもしれないこと
と
絶対にできること
の間にあること、つまり
自分の能力でできる
ギリギリこと
このような作業に没頭することを
フロー体験と言います。
この状態にある間
人は時間の流れを忘れて没頭できます。
そしてこの体験を通して
自分が有能であるという感覚や
自己肯定感を得ることができる
とチクセントミハイは言います。
「である」より「する」を大事にする
ではなぜチクセントミハイは
このような主張をするのか。
それを説明するために大事な物の見方を紹介します。
それが
『である』という
状態を重視するか
『する』という
行動を重視するか
という考え方です。
『である』、つまり
その人の『状態』を重視するとは
- あの人の偏差値70近くだ
- あの人はあの数学の問題が解けた
- あの人はテストの点数が〇〇点だった
のようなことに重きが置かれていることです。
そして他人と比較して落ち込む
ということが起きるのもこの
『状態』を重視している
ことが原因です。
そこでチクセントミハイは
状態じゃなくて『行動』!
何を「する」かを重視しよう!
と言っているわけです。
「行動」が重視された世界では
自分の持てる能力をギリギリ使って
クリアできるかできないかの課題に
真剣に取り組む
といった「する」体験の強さ
によって自分が有能であるという
感覚を得ることができます。
そのようなわけでチクセントミハイは
他人との比較を抜け出すために
フロー体験を
やりまくりましょう!
と言っているわけです。
自分のレベルに適した努力を全力で
大学受験において他人と比較してしまうのは
フロー体験が欠けている
ことが原因の一つとして考えられます。
さらにフロー体験をできていない原因としては
・自分の能力を大幅に
オーバーした勉強をやっている
・自分の能力を出し切れていない
この2つが考えられます。
しかし大半はその理由の後者が
原因となっているでしょう。
どこか本気で頑張れていなかったり
自分のレベルに適した難易度の
勉強ができていなかったりしているのが大半です。
なので
できないかもしれないレベル
と
絶対にできるレベル
の間にくるように勉強のレベルを意識して
日々の努力に励んでみてください。
それができれば
周りのことを気にする必要がないほど
有能感で満たされます。
そして模試などにおいて成績が良い人がいても
あなた自身はちゃんと努力できていることを
知っているはずなので
気にしなくてもよくなるでしょう。
自分の能力を発揮して
努力『する』ことが大事です。
それができていればそのうち自然と
実力が伴って成績も伸びていくはずです。
「優越感」を感じるのも良くない
ここまで他人と比較して劣等感
を感じることにのみ焦点を当ててきました。
しかし実は
比較によって
優越感を感じること
も同じくらい良くないです。
というのも結局優越感も
自分の恵まれていることの拠り所を
外に求めようとしている点において
劣等感と変わりないからです。
なのでもし自分の成績を誰かと比較し
優越感を感じるようであってもそれは
フロー体験ができていない
ということになるので注意しましょう。
これからはフロー体験を目指してひたすら
努力「する」
ことを重視していきます!
誰かと比較しなくても良くなるように
全力で勉強に励むようにしてみてくれ!
そうすれば自ずと結果もついてくるはず!
今回はこれで以上だ!
模試などの成績を友達と比べてしまって
落ち込んでしまいます。。
これをやめるにはどうしたらいいですかね?