どうも!KAZUTOです!
勉強を頑張るための気持ちづくりとして
ご褒美や罰を使うのは
どっちもいい方だぞ!
ただどちらがより好ましいか
という問題になると
罰
の方がおすすめだ!
ということで今回は
モチベを作るために
罰とご褒美は
どちらがより良いか
について解説してきます!
Contents
何かを取り上げる『罰』の方がよりアクティブになれる。
我々人間は基本的には
安心
または
現状維持
を求める傾向にあります。
そのため
新しいものを得るためよりも
今持っているものを
失わないため
の方が圧倒的に行動できます。
これはつまり
勉強のやる気を引き出したい場合には
頑張ったらご褒美をあげる
という、報酬よりも
勉強を頑張らないと
何かを失う
という罰を作る方が効果的である
ことを意味します。
なので勉強のやる気を引き出すには
ご褒美型よりも
罰を与える方が好ましいです。
ご褒美と罰では罰の方が好ましいですが
これは
「ご褒美には意味がない」
というわけではない
ので注意して下さい。
適宜使い分けるといいです。
罰の例
罰の例としていくつか
オススメのものを挙げておきます。
友達に罰金(何か奢る)
これが最もお手軽で効果が1番ある罰でしょう。
これをする際は友達に事前に
ちゃんと勉強できてなかったら
自分への罰として
今度ジュースを奢るわ
というようにちゃんと
罰の発動条件や内容
を伝えておくのがコツです。
ゲーム機を売る(封印する)
ゲームが面白いがために勉強ができない
という人はこれをやるといいです。
これもやるなら事前に
罰の発動条件とその内容を
親などに話しておきましょう。
個人的には封印よりも
思い切って「売る」
という罰がおすすめです。
スマホ禁止
今もこれをスマホで見ている
という人が大半でしょう。
SNSばかりしてしまう、という人は
このスマホを一切使わないという罰が有効です。
これも同様に誰かに
罰の内容と発動条件は話しておきましょう。
スマホの利用時間が減ると思いますが
これは成績の良さと直接関係しています。
これについて以下の記事で
詳しく解説してあるので
よかったら参考にしてみて下さい!
ウリ・ニーズィとジョン・A・リストの研究
それではここからは
罰とご褒美は
どちらがいいのか
についてウリ・ニーズィと
ジョン・A・リストによって行われた
研究を紹介します。
実験内容
この研究は
小学生を対象に行われました。
小学生にテストを受けてもらい
その際次のようにグループ分けを行いました。
- Aグループ
子供たちに20ドルを事前に渡し、
「前回より点数が下がったら
20ドルを取り上げる」
と伝える。 - Bグループ
「前回よりも点が上がったら
試験後すぐに20ドルあげる」
と伝える。 - Cグループ
「前回よりも点数が上がったら
20ドルあげる。ただし1っヶ月後」
と伝える。 - Dグループ
「前回よりも点数が上がったら
トロフィー(3ドル相当)をあげる」
と伝える。 - Eグループ
何もあげず、ただ
「前回よりもいい点数をを取れ」と伝える。
結果
この実験の結果、
全体の成績は100点満点中
平均で5~10点ほど高くなりました。
そしてさらに
- Aチームの成績はBチームに
比べて遥かに上がった。 - Cチームの成績は改善されなかった。
- Dチームは平均で12%上がった。
これらの結果も得られました。
これらの事からはまず
「罰」と「ご褒美」のどちらも
何もないよりは効果を発揮すると言えます。
さらに成功したらあげる
というよりも
失敗したら取り上げる
方が遥かに効果があることも言えます。
これらの実験を踏まるとやはり
ご褒美よりも
罰の方が効果的である
ことがわかるでしょう。
なので、勉強を頑張る際には
何かを取り上げる罰
を作ってみて下さい!
なるほど。。
ご褒美よりも罰の方が
遥かに効果的なんですね。。
早速罰を設定して
勉強頑張っていこうと思います!
罰を利用する際には
紹介した実験のように
すでにあったものを失う
という罰よりも
新たに与えられた
ものを失う
という方が好ましいから
なるべくそうしてみてくれ!
今回はこれで以上だ!
勉強へのモチベを引き出すために、
ご褒美をあげる方法
か
勉強をやらなかった場合の罰
の2つの方法はどっちの方が
より良いんでしょうか??