どうも!KAZUTOです!
目標をせっかく立てたのにそれを達成できないのはもったいないな。
目標の達成度を上げるためには
「目標に向けてどれぐらい近づいているか」
という感覚が非常に重要になるぞ!
ということで今回は高校生が目標を達成できずに挫折して終わらないための
「目標の達成率を上げる方法」を紹介していきます!
Contents
重要な「目標に近づけている感」
ここではコロンビア大学ビジネススクールで行われた研究を紹介します。
実験内容
この研究ではあるコーヒーショップで
コーヒーを1杯飲むとスタンプを1つ押してもらえるような「スタンプカード」を用いて
次のように2つのパターンを作り、その2つを比較する実験をしました。
- Aパターン
→コーヒーを10杯飲むと1杯無料になる。
- Bパターン
→コーヒーを12杯飲むと1杯無料になる。
ただしスタンプは最初から2個押してある。
どちらも
「あと10個スタンプを押さないと1杯無料にならない」
という条件は同じであり、ここで違うのは
「最初からスタンプがもらえているか」
という点です。
そして、比較の結果
AパターンとBパターンの人ではどちらがより「無料の1杯」を手にすることになったのかというと
「Bパターン」、つまり「最初から2つスタンプが押してあった方」が
はるかに多く無料の一杯を手に入れていました。
実験から言えること
この実験では、2つのパターンとも、先ほども言ったように
10個スタンプを押さないと1杯無料にならない
という点は同じです。
この事実は同じですがBパターン、
つまり「すでに2個のスタンプが押された状態」の場合だと
もう6分の1も進んでいる
という認識に変わり、初めから1つもスタンプが押されていなかったAパターンに比べ
「1杯無料というゴールにどれぐらい近づけているか」
というフィードバックが得られたためにその達成率は飛躍的に高くなった、と言えます。
つまり、この実験からは
目標の達成率を上げるためには
「目標達成まであとどれくらいか」という認識を持つと良いという事が言えます。
勉強目標を立てただけで終わらない
心理学者であるクラーク・ハルが出口に餌が置いてある迷路にマウスを入れて、そのマウスの動きを観察したところ
「ゴールに近づくにつれて足が速くなった」
という結果が得られており、このコロンビア大学ビジネススクールの実験はその人間版とも言えます。
このように普通なら
ゴールに近づけば近づくほど
モチベーションが上がる
わけです。
しかし
「目標を設定したけど達成できずに終わってしまう」
「挫折してしまう」
という人は大抵目標をただ立てるだけで
「それにどれだけ近づいているか」
ということに関心を払いません。
これでは途中で目標がうまく達成されないのにも無理はありません。
立てた目標を本当に達成したいのなら、目標を立てた後は
どれだけ目標に近づけているか
という感覚を持つ必要があります。
「目標」は「行動」に落とし込む
「そうは言われてもその感覚をどうやって持つのかよくわからん」
という人もいると思います。
そんな人たちにやって欲しいのは「目標」を立てた後に、
何をしたらそれが達成できるのか
という「行動」までしっかり考えるということです。
やり方としては目標を立て、その目標に対して「いつ目標を達成するのか」を決めたら
ステップ1:
「達成までにすべき行動」を「ざっくり」考える。
ステップ2:
「1ヶ月間で目標達成までにできること」を、これも「ざっくり」でいいので考える。
ステップ3:
ステップ2の「1ヶ月間にできること」を元にして
「1週間でできること」を「具体的な数字を用いて」考える。
このような手順で「行動」を考えていくといいです。
例を挙げると
目標:2ヶ月後の模試で数学の偏差値を60→65にする
ステップ1:該当範囲をチャート使って繰り返し勉強する。
ステップ2:1ヶ月でチャートの該当範囲を3周する
ステップ3:毎週チャートの例題を20問ずつ進めていく
こんな感じで目標を達成するための行動をしっかり考えていけば、
これをこなしていくで、毎日「ゴールに近付いていっている感」を持ちやすくなり、その結果として目標も達成されやすくなります。
ここでは「1週間でできること」を考えるまでで終わっていますが、
さらに掘り下げて「毎日できること」を考えてやっていくのも全然ありです。
目標を作った際は、作っただけでで終わるのではなく、このようにちゃんと
目標達成するための行動
も考えるようにしましょう!
なるほど。目標達成に向けて「自分がどれぐらい近づいているか」を認識する事が大事なんですね!
これからは「いかに自分が目標に近付いたか」という事がわかるように勉強して行こうと思います!
絶対に「目標を立てただけ」で終わらないように!
「目標を達成するための行動」までしっかり考えて、目標達成まで「どれぐらい遠いか」ではなく
目標達成まで「どれくらい近付いたか」が振り返れるようにな!
今回はこれで以上だ!
勉強に関する目標を立てるのはいいんですが、結局その途中で挫折してしまい目標を達成できないまま終わっちゃいます。。。