どうも!KAZUTOです!
マイナス思考やネガティブ思考よりもポジティブ思考が良い
という固定観念があるけど、実際はそんなことはないぞ!
マイナス思考でも使い方によっては集中力を発揮する鍵にもなるんだ!
今回はそんなマイナス思考・ネガティブ思考の活かし方について紹介するぞ!
Contents
ジェリー・K・ノレムの実験
ここではまずアメリカのウェルズリー大学の准教授であるジュリー・K・ノレムさんの実験を紹介します。
この実験では、事前の調査で
いつも最悪の結果を予想して、毎日不安を感じながら過ごしている
と答えた悲観的な人たちにダーツを投げてもらいました。
そしてその際次のようなパターン分けを行いました。
- パターンA
→投げる前にリラックスできるような音楽を聴いてもらう。
- パターンB
→投げる前に、ダーツの矢がど真ん中のマトに当たる様子を思い浮かべてもらう。
- パターンC
→投げる前に、ダーツの矢がとんでもない方向に飛んでいく様子を思い浮かべてもらう。
このようにパターン分けを行った結果、これに参加した悲観的な人たちは
Aパターン、Bパターンの時よりもCパターンの時に命中率が30%もアップしました。
つまり、悲観的な人たちは
最悪の事態を想像することで、
その不安をモチベーションや集中力に変えられるという事が言えます。
悲観的になることは良いことだ!
紹介したジュリー・K・ノレムさんの実験からも分かるように、
「悲観的になること」
は必ずしも悪いことではありません。
この実験でも、初めから自分への「期待」をせずに、むしろ逆に下げることでその命中率が上がることが証明されていますし、
これをもっと一般的に言えば
「難しだろうな」
「どうせ無理だろうな」
と悲観的に入ることにより、逆に「集中力を高める」ことができます。
なので、悲観的な人は
自分の「マイナス思考」を悪いものだと考えて無理にポジティブ思考になる必要はなく、
そのマイナス思考を逆に勉強の生産性アップに利用していきましょう。
実際に僕はどちらかというとマイナス思考が多めの人間だったので、受験期はあまり自分への期待値を上げずに、むしろ下げた状態で勉強をし
そのおかげで淡々と努力できていました。
また、悲観的であることは期待値が必要以上に高くないためあまり落ち込まずにすみ、
失敗しても冷静に「次の工夫」を探す事、行う事ができます。
このように「ネガティブ思考・マイナス思考である事」は悪いことでもなんでもなく、
むしろ自分の武器のひとつにもなるので逆にどんどん利用していきましょう。
ネガティブ思考・マイナス思考は目標設定でも役立つ
さらに
ネガティブ思考・マイナス思考というのは目標設定を行う際にも大いに役立ちます。
その役立て方を紹介します。
まず何か達成した目標を立てます。
例えば「偏差値を〇〇まで伸ばす」や「〇〇大学に合格する」と行った感じです。
この時悲観的な人は
「失敗してしまいそう」「上手くいかなそう」
という思考に陥りますが、
そこで終わらず
なぜその目標を達成が上手くいなそうなのか
を考えることで、
その目標が達成されないことにつながる心配事やその他失敗する要因を
ネガティブ思考が強い人は簡単に思いつく事ができます。
そしてそれを思いつく限り書き出します。
書き出したらそれぞれの項目に対して
「どうしたら解決できるか」
という具体的な行動を考えるようにしましょう。
これをすれば目標を達成までにすべき事が自明となり、
「これらをしっかり解決すれば目標に達成できる」
のように目標達成までの道のりをはっきりさせる事ができます。
このように悲観的思考というのは
視点を変えれば受験勉強を頑張っていく上での武器にもなり得るものなので、
悲観的思考だからといってそれを治そうとするのではなく、
そのような自分を受け入れて有効活用していきましょう!
ネガティブ思考・マイナス思考って悪いことばかりじゃないんですね。。
まさかそれが集中力も高めることになるとは。。
その悲観的思考を生かした
「悲観的戦略」
で成績を上げていってな!
今回はこれで以上だ!
マイナス思考で受験のことについてネガティブなことばかり考えてしまいます、、。
このマイナス思考を治すことってできないですかね?