他人と成績を比較しがちな高校生必見!他人と比べてはいけない理由とその対処法

どうも!KAZUTOです!

最近 模試とかの成績を他人と比べてしまって劣等感ばかりを感じちゃいます。。

僕も高校生時代は同じような事がよくあったからその気持ちはわかるよ。

でもそんな風に「他人との比較」すると、それだけで成績が伸びづらくなってしまうから注意が必要だ!

そして逆に「自分との比較」をしていくと成績も伸びやすくなり、努力しやすくなれます!

今回は高校生向けに「成績比較の注意点」について紹介していきます!

Contents

心理学者ルース・バトラーの実験

ここではまず心理学者であるルース・バトラーさんが行ったある実験を紹介します。

 

この実験では中学生たちを次のようにチームごとに分け、テストを受けてもらいました。

  • Aチームの学生
    「他の学生と比較して評価する」と伝えた。

 

  • Bチームの学生
    「あなたの成績の上がり具合を基準にして評価する」
     と伝えた。

そしてこの際学生たちに「意気込み」を尋ねると

Aチームの学生、つまり「他人と比較される学生」
「能力を示したい」「ミスを減らしたい」などと答え、

また
Bチームの学生、つまり「自分自身と比較される学生」
「頭を鍛えたい」「問題解決能力を高めたい」などといった答えが返ってきました。

実験の結果

この実験の結果

テストを何度か繰り返すうちに、Bチーム
つまり「自分自身と比較されるチーム」の方が大きく成績が伸び

さらに「テストが楽しかった」という声も多く得られました。

つまり、この実験からは

成績を他人と比べるよりも、自分自身の成長度合いによって評価された方が人は努力しやすい

という事が言えます。

 

自分自身の成長を意識して勉強する

紹介した実験からも明らかなように

成績を他人と比較する

というのは、成績を上げるという観点でも、また努力を積んでいく上でのモチベーションという点でも悪影響を及ぼします。

そして逆に

過去の自分と比較する

ことを意識するだけで成績も一層伸びやすくなれますし、
勉強することへのモチベーションも上がりやすくなります。

なので

自分自身の成長を意識して勉強する

ように心がけましょう。

 

どうしても「偏差値」などの客観的指標は出てしまうのは仕方がないですが、

それだけで成績をみて、周りと比べるのではなく、

前回の模試と比べて自分はどれだけ成長できているか

もしっかりとみるようにしましょう。

これは単に「前回よりも偏差値が上がっているか」という話ではなく、

 

前回模試を受けた状態に比べ、

新しく何を学んだか

苦手だった事項を克服できていないか

などへちゃんと目を向けるようにしましょう。

周りの人からどう思われたいか、周りの人比べてどうありたいか

を勉強の目的にすることよりも

自分がどうしたいか、どうありたいか

という自分基準の目的を持って努力を積むようにしましょう。

 

他人との比較がうまく機能する時

他人との比較はしない方がいい、ということをここまで紹介してきましたが、

「他人と競争した方がモチベ上がるくね?」

と思った人もいるかもしれません。

 

確かに「他人と競争して比べた方が良い」という場合もあります。

その場合というのは

短期的にモチベーションを上げたい

という場合です。

 

短期的な話であるならば、「他人との比較」というのはモチベを上げる上で大いに役立ちます。

しかし

この「他人との比較」長期的に頑張るとなると

いつか急にモチベーションが上がらなくなる時がやってきてしまいます。

 

「長期的にモチベを維持したい」という話になると役立つのは

自分自身との比較

になります。

そして「受験勉強」とは「長期的な」ものです。

それ故に友達など周りの人と比較するよりも
「自分自身の進歩」を評価していく方が
何倍も頑張れますし成績を伸ばしやすいです。

 

なので

特に「短期的なこと」でない限りは

「自分自身の進歩」を評価し、毎日の勉強で

「今日は新しく〇〇ができるようになった(覚えた)」

ということを意識しながら努力に励むようにしましょう。

 

なるほど。

「前回の自分自身と比べる」方が

「他人と自分を比べる」よりも、

努力を圧倒的にしやすいし成績も伸びやすいんですね。

これからはもっと自分自身の成長度合いに目を向けていこうと思います!

 

「昨日の自分を超える」という意識で毎日勉強に励んで

毎日寝る前にでも

「昨日の自分よりも進歩したところ」を聞かれても即答できるぐらいに

意識しておこう!

今回は以上だ!

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