どうも!KAZUTOです!
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一人称を表す代名詞
- 我(われ)・吾(われ)
・予(よ)・余(よ)
→私 - 寡人(かじん)・孤(こ)
→(へりくだって)私め - 朕(ちん)
→(皇帝が)私
②の代名詞が使われて入れば、その話し手は
自分よりも偉い人に話している
ことが一瞬でわかります。
そして③が使われていれば、その話し手は
皇帝(並に偉い人)だとすぐわかります。
このように代名詞は
読解の上で大きなヒントになる
ので甘くみないようにしましょう。
二人称を表す代名詞
- 汝(なんじ)・爾(なんじ)
・若(なんじ)
→あなた - 子(し)・夫子(ふうし)
→(敬意を込めて)あなた
「爾」は読み方の問題
としてもよく出てくるので注意です。
また「若」はこれ以外の使い方もあるので
しっかりと使い分けができるように気をつけましょう。
②は「先生」に対して使われることもあります。
特殊な人称代名詞
君(きみ)
→君手に対して、
または友人に対して。
これが君手に対して言っているのか、
または友人に対して言っているのかは
文脈で判断するしかありません。
なので先生と友人が同時に登場する
文章を読む時は注意をしましょう。
人称代名詞には丸で囲む!
ここまで漢文に出てくる人称代名詞
を紹介してきましたが、
これらの人称代名詞に遭遇したら
必ず
丸で囲む
または
四角で囲む
ようにしましょう。
何で囲むかはお任せしますが、
必ずひと目でそれが人物を指している
とわかるようにして下さい。
そしてその代名詞が誰を指しているかが
はっきりわかる場合は、その名前と
代名詞を線でつなげておくなどするといいでしょう。
これをするだけでも
だいぶ文章を読みやすくなり
意味も掴みやすくなります。
今回紹介した人称代名詞を再度以下にまとめます。
意味と読みは
内容の確認のためあえて書いていません。
先ほど紹介した内容を覚えているか確認しながら
わからない場合は上に戻って見直してください!
- 一人称
我・吾・予・余
・寡人・孤・朕
- 二人称
汝・爾・若・子・夫子
- 特殊な人称代名詞
君
漢文の問題の解き方について
以下の記事で詳しく解説しています!
よかったらぜひ!
漢文は
誰が誰に向かって
話しているのか
がわかりづらく、それを間違えると
全く違う物語になってしまうから
上記の内容は
しっかり覚えておくように!
今回はこれで以上だ!
今回は漢文の読解に役立つ
人称代名詞
について紹介していきます!
これらをしっかり覚えておくことで
文章の主語が誰なのか
誰に対して話しているか
などが掴みやすくなるので
しっかりと覚えるように!