どうも!KAZUTOです!

音楽を聴きながらの勉強について色々言われてるけど実際どうなの?

と疑問に思うことありますよね。

この答えとしては、作業系の勉強では音楽を使うと捗りますが、思考力を要する勉強では聞いてはいけません。

今回はそんな音楽を聴きながらの勉強について書きました。

Contents

基本的にはやめた方がいい「ながら勉強」

音楽を聴きながらの勉強について話す前に、まず「ながら勉強」全般について述べさせてください。

どんなものがやめた方がいい、またはマイナスに働く「ながら勉強」になるのかを解説します。

人間の脳には「ワーキングメモリ」と呼ばれる脳力のひとつの指標のようなものがあります。

これは、「脳が同時にどれくらいの作業を処理できるのか」を表わしていると思ってください。

つまり、強力なワーキングメモリの持ち主であれば、一度に脳が処理できる情報が多く、逆であればそれが少ないということになります。

そして一般的な人のワーキングメモリはそんなに優れていません。

「覚える」という作業に関してのみ言えば、3〜4つのものを同時に覚えるのでほとんどの人は精一杯です。

電話番号がわかりやすい例で、3桁か4桁ごとに電話番号には「ー」があると思います。

これが5桁ごとで区切られるようになったりすると、それだけでも結構覚えるのは大変になります。

このように区切られているおかげで電話番号はある程度覚えやすくなっています。

しかし、これがなければどんな人の電話番号でも覚えるのは容易ではないでしょう。

そして、その程度がワーキングメモリの限界であり、基本的には3つのことしかできないと言っても過言ではないのです。

勉強には「見る」「読む」「書く」「覚える」「理解する」など、脳はいろんな作業を処理しなければなりません。

こんな時にさらに何かの作業を追加した場合どうなるでしょうか?

 

 

間違いなく脳に負荷がかかりすぎ、その結果、脳の消化不良を起こすでしょう。

そして勉強の質は低下してしまい、勉強してるのに成績が上がらないという状況に陥るのです。

このような理由で「テレビを見ながら」「何かを聴きながら」「食べながら」などの勉強は基本的にはやらない方がいいのです。

 

「音楽を聴きながら」勉強することは一概に悪いとは言えない

先に述べたように、ワーキングメモリの関係から基本的には「ながら勉強」はやめた方がいいです。

しかし、「音楽を聴きながら」に関しては様々な意見があります。

結論から言うと

「音楽を聴きながらの勉強が良い効果をもたらすのか、それとも悪い効果をもたらすのか」

という問いにははっきりとした答えがないのが現状です。

勉強中に音楽聴くことに関して様々な実験がなされているわけですが、

「音楽を聴きながら勉強するのは良いこと」

と結論づけている論文と

「音楽を聴きながらの勉強はやめた方がいい」

という風に結論づけている論文の数は大体同じであり、それほどはっきりしていません。

なので安易に

「音楽を聴きながら勉強するのは良いこと(悪いこと)だ!」

のように結論づけないようにしてください。

次で紹介しますが、勉強中の音楽について良いか悪いかは場合によるものだと考えるようにしましょう。

 

勉強中の音楽について経験と実験から言えること

僕自身も音楽を聴きながら勉強していた時もありました。

なので、その経験と実際に行われた実験とを総合してたどり着いた僕の結論を紹介します。

 

もし、あなたがこれまでの勉強では音楽を聴きながらやらない人であるなら、わざわざこの「ながら勉強」を始める必要はありません。

普段から勉強中に音楽を聴く人とそうではない人を対象にして、その音楽がプラスに働くか、マイナスに働くのかを検証した実験あります。

そこでは、普段から音楽を聴いていた人にはプラスに働いた一方、そうではない人にはマイナスに働きました。

このことからは勉強中の音楽がプラスに働くためにはある程度の慣れが必要ということが言えます。

たしかに僕もこの「ながら勉強」を始めたばかりの頃は勉強中の音楽は邪魔に感じることが多かったです。

なので、わざわざ始める必要はありません。

普段から勉強中に音楽は聴かないという人はそのままでいいでしょう。

 

普段から聞いているという場合にも注意が必要です。

既に慣れてしまっている人でも音楽を有効活用するには使い分けが必要です。

音楽がプラスに、また、マイナスに働く勉強というものが存在します。

なので、それに合わせて音楽の有無を変えるようにしましょう。

まず、プラスに働く勉強ですが、計算問題など、もはや作業に近いような勉強をする時に音楽を使うといいでしょう。

教科でいうと、物理、化学、数学などで、特に復習時に使うといいでしょう。

このような時に音楽を使えば、集中力を高められ、また疲労感も軽減されたりします。

僕もそのような時は音楽を聴きながらやっていました。

また、やる気が出ない時などにも音楽を使うのもいい活用法なのでおすすめです。

次に、音楽がマイナスに働く勉強ですが、これは暗記や思考力を要したり、新しい事柄を扱うような勉強をするときです。

教科でいうと、国語は思考力をフルに要しますし、歴史、地理などでは新しい事柄をどんどん暗記しないといけません。

なのでこのような思考力を必要とする場合の勉強を行う際は音楽は悪影響なので使わないようにしましょう。

また、音楽の種類にも注意が必要です。

日本語の歌詞であれば脳はどうしてもその言葉の処理を行ってしまい、ワーキングメモリに余計な負荷がかかります。

なので、日本人であれば日本語の歌詞の音楽ではなく、歌詞なし、または他言語の音楽が好ましいです。

以上のようにすれば、音楽を聴きながら勉強する場合のプラスの効果を利用することができ、勉強の生産性を上げることができるでしょう。

 

 

 

 

 

いかかでしたか?

今回は音楽を聴きながらの勉強の有効活用法を紹介しました。

今回の内容を用いれば、勉強中の音楽をプラスに使え、あなたの勉強の生産性を上げる、または無駄に下げないでよくなるでしょう。

ぜひ、参考にしてみてください!

 

今回は以上になります。

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