どうも!KAZUTOです!
集中力を高めたい!
と思うことってありますよね。
実は「ワーキングメモリ」を鍛えることで、集中力は高めることができます。
今回はそんな「ワーキングメモリのトレーニング方法」を紹介します。
Contents
ワーキングメモリとは
ワーキングメモリとは言うなれば脳の作業台のようなものです。
この領域では脳内に入力された情報を短時間だけ保存したり、それを元にして計算や、思考、判断を下したりします。
例えば、何かを取りにある部屋に行った時
「あれ、なにしに来たんだっけ」
のように物事をど忘れした経験はありませんか?
これはワーキングメモリに入っていくる情報が何らかの理由で多くなりすぎ、処理できなくなった時に起きる現象です。
このようにワーキングメモリの働きは勉強に関しては言うまでもなく、我々の日常の中にも関係してきます。
集中力と無関係に感じるかもしれませんが、ワーキングメモリには注意制御機能があるのでこの容量が低いと集中力の低下を招きます。
昔から集中力が低いという人はワーキングメモリの容量が小さいことが原因として考えられます。
逆に、この容量を高めることができれば集中力を高めることができます。
そしてさらに良いことに、頭の回転を速くでき、思考力、記憶力までもを高めることができるのです。
そして、子供であっても大人であっても、ワーキングメモリはトレーニングをすることで鍛えることができます。
なので、下記の方法を利用してどんどん鍛えていきましょう!
ワーキングメモリの鍛え方
それではここからワーキングメモリを鍛えてくれる方法をいくつか紹介していきます。
十分な睡眠をとる
以外に思うかもしれませんが「眠る」という行為はワーキングメモリを鍛えてくれます。
勉強するために睡眠時間を削る人が多い今日ですが、睡眠時間を削るのは逆効果です。
眠る人ほど良くできるのです。
睡眠時間を削ってしまうと、ワーキングメモリの能力は低下し、集中力、記憶力、学習機能、実行機能までもが低下してしまいます。
なので、勉強効率を高めたいのなら、睡眠時間を削るのはやめてしっかり寝ましょう。
何時間寝ればいいの?と疑問に思う人もいるかと思います。
最適な睡眠時間は一人一人異なりますが、あなたが「ロングスリーパー」や「ショートスリーパー」などではないのなら、7時間を目安にしてください。
6時間寝れば十分だ!みたいな風潮が存在しますが、真っ赤な嘘です。
6時間の睡眠では不十分であり、脳力が低下することが確かめられています。
なので、最低でも7時間は寝ましょう!
適度な有酸素運動をしよう
運動はワーキングメモリを高めてくれる即効性のある方法です。
(ついでに言うと運動はワーキングメモリに限らず、脳全体を活性化させてくれます。)
適度な有酸素運動をすることで、その直後のワーキングメモリが高まることが確かめられています。
もちろん、時間が経てば元に戻ってしまいます。
しかし、継続して行い、習慣化することで基礎的な脳力が高められ、結果的にワーキングメモリの基礎力を高めることができます。
ランニング
おすすめのワーキングメモリを鍛えるための運動は20分程度のランニングです。
ランニングであれば誰でもどこでもできますし、特に何か道具が必要になるわけでもないので非常に手軽にできます。
走るのが得意ではないという人は億劫に感じるかもしれませんが、軽く走る程度で構わないのでやってみましょう。
「受験期にそんな時間とれない!」
というひともいるかもしてません。
そんな人は、せめて学校の体育の授業などは体を動かし、運動をするようにしましょう。
僕自身、受験期でも体育の授業は脳トレする気持ちで真面目に、かつ一生懸命やってました。
また、ランニングとまではいかなくても日常的に「早歩き」をするのでもいいでしょう。
よかったらやってみてください。
自然の中での運動
自然の中で運動する場合、石が落ちていたり、地面ががゴツゴツしていたりします。
このような状況下での運動では、舗装された場所での運動と違い、運動中に色んなことを考えたり、判断する必要があります。
このように、運動中に頭を使う、というのはワーキングメモリを鍛えてくれるのです。
自然の中であれば、散歩して歩くだけでも効果があるのでオススメです。
また、自然の中でなくても「自然の多い環境」であれば同様に脳を活性化できます。
なので、近くにガッツリとした自然がない人はなるべく自然の多い場所を選ぶといいでしょう。
暗算をする
暗算する時、数字を一時的に覚えていると思います。
この時に数字の情報をとどめ、計算を行なっている場所がワーキングメモリなのです。
それゆえに、暗算を行うことはワーキングメモリのいいトレーニングになります。
なので、意識的に暗算をするようにしましょう。
この時にする暗算は四則演算などの基本的なもので構いません。
僕のオススメは道ゆく車のナンバーの数字を全部足してみたり、かけてみたりして日常的に暗算することです。よかったらやってみてください。
意識的に記憶力を使う
記憶力を使って何かを暗記をする時、否応なくワーキングメモリが使われることになります。
なので日常的に記憶力を使うように過ごすといいでしょう。
「僕(私)は暗記が苦手で悩んでます。」
という人がいますが、そういう人こそ記憶力を積極的に使い、訓練を積むようにしましょう。
最初はできなくてあたりまえですし、全く問題ありません。
これを繰り返しやり、訓練を積むことでワーキングメモリが鍛えられ、だんだん暗記ができるようになります。
大切なのは繰り返し、何度もやることです。
このような理由で外国語の勉強は非常にいいワーキングメモリのトレーニングになります。
暗記が苦手で外国語をあまりやらないという人がいますが、ただ記憶力を使おうとするだけでも大変意義があるので、頑張ってやりましょう!
瞑想
瞑想と聞いて不審に思うかもしれませんが、安心してください。
別に「何か悟りを開け」と言うわけではありません。
しかし、瞑想の効果は偉大で、ワーキングメモリを鍛えてくれます。
さらに、それだけではなくリラックス効果や睡眠の質の向上、さらには感情をコントロールする力を高めることもできるのです。
瞑想のやり方ですが、瞑想をやるために特別に必要なものはありません。
ただ、あぐらをかいて座り、手は膝の上におき、ゆっくりと鼻から息を吸い、ゆっくりと口から息を吐くだけです。
この一連の動作をたった3~5分ほどやるような習慣を身につけるだけで上記の効果を得ることができます。
夜寝る前や、朝起きてからなどにやるのがおすすめです。
マインドフルネス
マインドフルネスとは、「今この瞬間」の自分の体験に目を向けて、現実をあるがままに受け入れることです。
このマインドフルネスは医療、ビジネス、教育の場で利用されています。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校の研究では、マンドフルネスのトレーニングを2週間受けてもらった学生にテストを実施しました。
その結果、マインドフルネスのトレーニングを受けていた学生はワーキングメモリに関する項目の得点が高くなっていました。
さらに、実験後の読解力のテストでもその点数が上がっていたのです。
このようにマインドフルネスは、ワーキングメモリを鍛えてくれるのです。
実際、Googleではこのマインドフルネスが採用されています。
マインドフルネスについてはストレスホルモンを抑制する効果、前頭葉を活性化させる効果、そして脳内物質・セロトニンを活性化させる効果などもあります。
これを取り入れない理由はありません。
受験期には将来に対する不安がとても大きくなる時期かと思いますが、未来のことを考えすぎるのもよくありません。
なので、将来に対して不安を感じている時こそ、「今この瞬間」に目を向けて、今を集中して生きるようにしましょう。
いかかでしたか?
今回は潜在的な集中力を高めるための「ワーキングメモリの鍛え方」について紹介しました。
今回紹介した方法を用いればあなたのワーキングメモリは鍛えられ、潜在的な集中力を高くでき、その他諸々の脳力を高めることができます。
ぜひ参考にしてみてください!
今回は以上になります。
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